ほんのひと手間で 現場の作業がやりやすくなる

皆さん こんにちは

今年は少雪のおかげで 高田地区でも

基礎工事ができる状態です

(夏場に比べたら かなりゆったりとしたペースですが・・)

今日 稲田地区の現場に行ってときの

写真です

鉄筋屋の職人さんが 大勢で鉄筋組を

している途中でした(昼休み中!)

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まだ 鉄筋組の作業がはじまったばかりです

冬の基礎工事は 地面も雪・雨で湿潤状態

になるので 分かりやすく言えば・・

どろんこ祭り状態

になりやすいです

大げさではなく 本当にこんな感じになります(笑)

でも 上写真の鉄筋工事現場は 泥など

なくて 綺麗で作業もし易そうですね

もう一度写真を よ~く見てみると

鉄筋材料の下面が ねずみ色ですね

※もう一度 よく見てね!

このねずみ色に見えるのは コンク

リートなのですが

捨て(すて)コンクリート

といわれて 家の基礎の強度には関係が

ないものです

※基礎作業を本格的に始める前に 作業性を良くするために敷きならすコンクリート=捨てコンクリート

※地面から湿気が上がってこないように 防湿フィルムを敷いてから 捨てコンクリートを施工します

捨てコンクリート・・という酷い呼ばれ方

をしていますが 実は大切な役割もしてい

ます

それは 大切な基礎躯体の

中性化を50年間

遅らせる

効果があります

とっても怖いコンクリートの中性化

ついては 以前書いたブログを参照して

下さいね

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最近では たぶんコストを下げるために

捨てコンクリートを使用しない現場

数多くありますね

中性化を遅延させるだけでなく やはり

現場が綺麗になって

職人さんが仕事をや

りやすい

こういった配慮は 特に冬の現場では

大切ですよね

(捨てコンは 型枠大工さん 鉄筋職人さんにとっては 施工してくれると大変嬉しいそうです!)

年末にお引き渡しのあった団地内で 丁度

ほかの住宅会社さんが 基礎工事の途中

の現場がありました

地元の有名な住宅会社さんだったのですが

あまりにも 凄い施工だったので 写真撮

らせていただきました

泥水の上に 砕石も防湿フィルムもなしでコンクリートを施工しようとしています

まぁ 何に驚いたかというと・・・

◎ベタ基礎構造は採用していない

(布基礎の方が安く施工できるので 採用する会社がまだあるんですよね

◎砕石による地業をしていない箇所がある

◎防湿フィルムの施工がない

◎泥水の上に 直接コンクリートを打設

ちょうどお昼休み時間だったのですが

このあとすぐに生コン車がきて コン

クリートの打設がはじまってしまいま

した 

捨てコンクリートは 家全体の金額の中

では ほんの少しの工事金額でしかない

ので

必ず 施工してもらっ

てくださいね!

(捨てコンをケチっても 工事費はたいして安くなりませんよ)

ベタ基礎と布基礎の違いを勉強したい

方は 下記をクリックして下さい

お待ちしております

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それでは また明日お会いしましょう!