冬の住宅現場は どうしているの?
皆さん こんにちは
今日も寒い日でしたね!
やはり【大寒】は伊達じゃないですね
暖かいココアとかミルクセーキとか
飲みたい気分です
(・・で ダイエットはどうした?)
対 昨年比 では 少雪のような錯覚を
感じていますが 山間部ではそれなりの
降雪がありますよね
冬の住宅建設工事
って 実際に可能なんでしょうか?
(冬でも家づくりって できるのかな??)
大昔ならば 冬は工事は行わないで
雪の降らない遠方地域へ 出稼ぎに
行った・・・
と言う話しは 年配の職人さんから
よく聞く話です
(そこで稼いだお金は『飲む・打つ』で全て使い切った・・というオチも付いてきますが(笑))
(うちの父親も若い頃出稼ぎに行って 一文無しで帰ってきたという話しを聞いたことがあります(笑))
では・・・・
現代の冬では どうでしょうか?
昔に比べたら少雪になったとはいえ
やはり雪は降りますよね
冬の住宅工事は
できるのかな?
(大工さんは体を動かしているので 意外と寒がらないです。真夏の方が嫌だという大工さんも多いですよ!)
冬の雪に影響される工事は 大きく
分けると 以下の3つの工事
➀基礎コンクリート工事
➁木工事
➂外構工事
工事の順番としても
➀ → ➁ → ➂
の順序で施工していきます
この中で 一番雪の中の作業が困難
なのは ➀の
基礎コンクリート工事
理由は 現在の基礎の多くが 地震に
対して強度のある
ベタ基礎
という形状の基礎を採用するからです
(寒冷地のコンクリート強度への影響は 生コンの温度補正などを行い 対処します・・・・この辺のお話しは また別の機会でお話ししますね)
ベタ基礎というのは 以下の写真の様な
基礎形状を言います
(ちょうど第三者機関の鉄筋の検査を受けているところです)
(耐震性能を重視する会社さんは ほぼ100% ベタ基礎を採用していると思います)
写真を見ていただいてお解りだと思い
ますが 家の大きさに鉄筋を全面展開
していきます
なので ここに雪が積もると撤去する
ことが難しいので 冬の基礎が完成する
のは 少し時間がかかるのです
(その他にも 狙った設計強度の発現まで 少し時間を有します)
まぁ・・・
言い換えれば 基礎がきちんと出来れば
冬でも天候の具合は見ながら 工事を
進めることは 十分に可能です
ただし 構造体が濡れたりした場合は
水分量を測れる含水計を使って乾き
具合を確認しながら 工事を進めます
進め方が慎重になるので 夏場よりは
少し時間がかかるのは仕方がないですね
(濡れている所の乾燥具合を見ながら進めるので ちょっと時間がかかります)
私どもの会社でも 1月は3棟の上棟
を予定していましたが 雪の具合で延期
をしていました
(12月の雪が降る前までに できるだけ多くの基礎工事を完了させてありました)
北城と柏崎の現場は まだ雪の状態を
睨みながら上棟日を決定します
ただ 稲田の現場は 作業ヤードも広く
今日・明日の2日間で 上棟がスタート
しました
夕方 現場に行ったのですが
もう棟上げが終わっていて 屋根の野地板の設置も終わっていました
(写真では分かりにくいですが 屋根にはブルーシート養生も終わっていて こちらも 天気具合で防水・屋根工事と進んでいきます)
(今日は多くの応援の職人さんにも来てもらったので 想像以上に早く進みました)
(リビングの梁見せもいい感じにできそうですね)
ちょうどお施主様も現場に来てくれて
いました
ご主人様と奥様のご様子が
本当に嬉しそう!
(とっても寒い日でしたが 長時間 工事の様子を見てくださっていました!)
上棟すると 一気に家の形が出来上が
るので 自分の家ができたなぁ・・・
って実感が湧くんですよね!
(私も自分の家を建てた時に 同じ感動を味わいました)
はやくお施主様がこのお家に入れる様に
頑張って工事させていただきますね!
それでは また明日お会いしましょう!