室外機の置き場所、気にしたことありますか? 暮らしやすさは“見えない工夫”から
皆さん こんにちは
横尾建設工業の横尾です
まずは ちょっと真面目で
頼もしい地元の話題から
2025年7月29日 上越市大手町の
新潟地方裁判所高田支部で
高校生対象の裁判傍聴ツアーが
初開催されました!
地域の弁護士会によるこの企画
19名の高校生が
実際の刑事裁判を傍聴し
裁判官や弁護士に直接質問もできる
という貴重な機会だったそうです

「かっこいい弁護士になりたい」
と語った高校生のコメントには
大人の私も背筋が伸びました
将来の進路として
“法の世界”がぐっと身近に感じられた
1日になったのではないでしょうか
(出典:上越タウンジャーナル)
***
さて今回は 法廷のような緊張感とは
打って変わって
**「エアコンの室外機の話」**です
……いやいや、侮るなかれ
この“置き場所”こそ
夏も冬も快適に
暮らせるかどうかを左右する
とっても重要な要素なんです

室外機の場所、設計のたびに悩みます…
実はこれ 家づくりの現場では
けっこう真剣に悩むテーマなんです
夏のことだけを考えれば
できれば北側などの直射日光が
当たらない場所に置いてあげたい
なぜなら 炎天下にさらされると
室外機もオーバーヒート気味に
なってしまい
冷房効率が落ちて
電気代も上がるからです
しかも可哀想なくらい熱々になる…

でも、冬になると話は別
北側って 雪も風も
まともに当たるんですよね
最近のエアコンは
暖房機能も強化されていて
ヒートポンプ方式で
大気の熱を吸収する構造です
つまり 風がビュービュー
吹き抜ける場所に置いてしまうと
暖房効率まで落ちるという結果に
じゃあ、どこに置けばいいの?
ここで登場するのが
我らが“平屋”です
平屋は2階建てと違い
屋根のひさしが長く取りやすいんです
このひさしの下に
室外機を配置すれば
夏は日陰になって冷房効率アップ
冬は晴れ間の光が差し込んで
暖房効率も改善

つまり 自然の力をうまく活用する
「パッシブ設計」がしやすいんです
「室外機に日陰…?」と
思われるかもしれませんが
こういう小さな工夫が
暮らしの快適さに直結するんですよね
平屋だからこそできる「ちょうどよさ」
私たちが設計していると
「ここに室外機置いたらどうなるか…」って
ものすごく気になります
最近は特に夏が長くなっていて
室外機が一日中働きづめ
なんてこともありますからね
そこで ひさしの奥行きや方角を
調整したり
建物の裏側でも風の抜けやすさを
計算したりして
ベストな配置を探っていくわけです
最後にちょっとだけお知らせ
そんな“平屋の可能性”にスポットを当てた
**「平屋の家づくり勉強会」**を開催
(資料請求だけでもOK)しています!
◎ 室外機の置き場所って本当に大事?
◎ 夏も冬も快適に過ごせる間取りって?
◎ 家の中の空気の流れってどうやって決まるの?
…など 専門家の視点で
ちょっとマニアックだけど
本当に役立つ話をたっぷりお届けします

> 詳細はHPのイベント案内からどうぞ!
暮らしの“快適”は、小さな配慮の積み重ね
家づくりって「室外機の位置」
なんて見落としがちな部分に
意外と大きな差が出ます
“快適な暮らし”って
派手な設備や大きな間取りじゃなく
こういう地味だけど丁寧な設計が
積み重なって生まれるものなんですよね
真夏の今だからこそ、ちょっと視点を変えて
“室外機にもやさしい家づくり”考えてみませんか?
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それではまた次回お会いしましょう