家の木材部分の寿命は 何年?
皆さん こんにちは
日中の天気が良くても 36℃のような
猛暑にもならず 夜も窓開ければ涼しく
感じるようになりましたね
(いつの間にセミの鳴き声が聞こえなくなったなぁ・・・さみしい)
では今日も毎日ブログ
いってみましょう!
今日の夜のお打合せので Hさまご夫婦
から こんな質問がありました
木材って どれくらいの
寿命があるんですか?
こんな質問をいただきました
(家の寿命かぁ・・・・考えたことなかったなぁ)
どうしてこの様な質問が出て
きたかというと・・・・
Hさまは将来 お母様と同居をする可能性
があるので ゲストルームのほかにも1階
に
お母様のお部屋
を造くる必要性がある・・・という話題に
なりました
(将来 ご両親様が1人になったら 同居したいって方は多いですよね)
その時に社長が
将来 お子様がお嫁さんをもらっ
て同居するときに H様がお母様
の寝室を使えば問題ないですね
と なにげに言ったのですが H様は住宅
が そこまで長持ちするとは考えていなか
ったようです
(外廻りで傷むところもあるけど メンテナンスをしっかりしていれば全然大丈夫だよ!)
そうかぁ!
一般の皆さんは 木材が
そこまで長持ちすると
思っていないんだ
ちょっと驚かされました
ちょうど当社の北城事務所がフルリノベー
ションの工事の真っ最中です
現在は ひたすら構造体の耐震補強の作業
をおこなっています
★既存の梁のほかに補強も入れていますが 35年前の梁材はぜんぜん健康です!
★柱の数も増強しましたが 既存の柱もそのまま問題なく利用しています!
この工事中の建物は・・・
築35年
になりますので 状態の悪い建売住宅だと
解体レベルだったかもしれません
北城の事務所はスケルトン状態にして
詳しく解ったことは・・・
◎耐震性能の不足
◎防水処理が悪い箇所があり 一部損傷の部分がある
◎木材は いたって健康状態(問題なし!)
(きちんと防水できている家なら 木材は健康そのもの!)
スケルトンにしてハッキリ解ったのですが
木材は まったく問題がなく利用可能なこ
とが解りました
耐震性は35年前の基準と 現在の基準で
は全く違うので 現代仕様にバージョンア
ップ中です
一部損傷があった部分は 屋根
からの
雨漏り
が原因で 木材を腐らせてしまった部分
です
木材が腐った部分の断面写真
です
↓↓↓↓
★現場で雨漏りの水が廻って腐った場所
★濡れていた表面はかなり酷い状態に見えますが・・・
★内部はとっても健康状態!
表面から見ると 雨漏りによる腐食は
かなり重傷に見えるのですが 断面を見る
と 意外に内部の腐食はなくて・・・
内部は問題なく
しっかりしている!
ということが解ります
お家の寿命にとって
天敵なのは・・・
◎雨水の浸入
◎極度の湿気
の2点で有り やはり木材は水には弱い
です
でも 屋根や外壁部分にしっかりとした
防水施工を施し 家の内部の湿気のコント
ロールをおこなえば・・・・
木材は100年くらい
は どうってことない!
長寿命の材料です
その証拠に 社長の実家のある安塚区では
数件になってしまいましたが
茅葺き(かやぶき)の家
がありますが これらは築年数200~
400年レベルの建物ですから!
(社長が幼い頃に住んでいた家も これと同じ茅葺きの家でした! 当時はたくさんあって珍しくなかったなぁ)
それでは また明日お会いしましょう!