工務店がよく言う『神話』に気をつけて
皆さん こんにちは
太平洋側では 大型台風の影響があって
気が抜けませんね
今年の秋は これ以上台風の被害が
出ないといいのですが・・・・
では今日も 家づくりを考え始めた方に
家を造って『ほしい暮らし』が手に入る
ヒントをお伝えしていきます
以前にブログで紹介させて頂いた
基礎の工事中の現場 ↓↓
天候にも恵まれて 上棟まで無事に
工事が進みました
(その写真は また後日に)
ちょうど 上棟の前に現場を見に行った
ら 監督の折笠君が土台の水平検査の
測定中でした
(基礎の外周部も 雨水の泥ハネで汚れないように ブルーシートで保護されています)
以前もお話ししましたが・・・
○コンクリート基礎の天端(てんば)の水平精度
○土台(木材)の天端(てんば)の水平精度
分かりやすく言うと
平らに施工されて
いるか?
を調べています
水平と垂直は 後で直しがきかない
ポイントです
言い換えると 水平と垂直をさえ間違
わなければ 他は取り返しが可能な
場所が多いです
また この検査は
2重検査
になります
(ミスを防ぐには多重検査が一番!)
□第1回検査:職人さんによる検査
□第2回検査:現場監督による検査
今日は この2重検査の2回目
(結構クドいくらいに測定しています)
現場監督の折笠君が 土台の水平を
測定している所です
(ちょっと声を掛けて)
土台の水平精度は
どうかな?
許容範囲内です!
(このセリフ 前回と一緒だな)
許容誤差って
どれくらいだっけ?
(このセリフも 前回と一緒だぞ)
±1.0ミリです!
(相変わらず厳しい範囲でやってるのね)
やはり 基礎の天端(てんば)の水平精度
がいいので 自然と土台も良くなります
土台敷きが終わったところの写真です
(まだ一部 中間根太の入っていない所あるかな)
綺麗にセットされましたね
通り芯も 水平度も大丈夫
そうです
ちょっと写真を見ていただいて・・・・
この土台・大引き・中間根太の木材の
種類はお解りになりますか?
私どもが使っているのは
檜(ひのき)
という樹木です
檜やヒバは 香りも強くて油も多い
ので 水廻りに使われることも多い
ですね
※有名なヒノキ風呂
また 檜の香りは シロアリの忌避効果
が強いと言われています
(虫にとっては刺激臭なんでしょうね)
職人気質の工務店さんの中には
檜かヒバを使ってれば
絶対にシロアリの被害
に遭わない
と主張する方も多いですが 残念ながら
ちょっと過信しすぎだと思います
(もちろん 他の木よりは強いと思います)
下のニュースソースは
日経クロステックからになります
これを読むと オール檜の住宅
であっても シロアリは防げ
ないことが分かりますね
檜を使っていても
きちんと防蟻処理
は必要です
もちろん この現場も 上棟が終わる
と 防蟻処理といわれるシロアリ対策
が行われます
(別の機会でご紹介しますね)
工務店の世界には さまざまな
神 話
が存在しますが 多少は疑ってほしい
と思います(笑)
やはり正しい知識を得るための勉強は
必要ですよ
(勉強方法をお伝えしますので
いつでもご相談下さい)
それでは また明日お会いしましょう!