暖かく湿った空気は 外へ行きたがる
皆さん こんにちは
今日も天気がよくて 高田の観桜会は
とても賑やかなんじゃないでしょうか?
桜の花はまだ咲いていないみたいなので
花より団子になるかもしれませんが(笑)
(社長は 桜よりお団子がいいです(笑))
さて今日は ちょうど私の机の上にあった
家造りの部品の一部をご紹介します
パナソニックさんの
埋込型防気カバー
と呼ばれるスイッチ・コンセントの部分に
使用されるものです
(コンセントや電気スイッチのBOX部分に使います)
(これを使わなくても ヴェパー・バリアを気密テープで電気BOXに気密止めすればいいのですが 大工さんの作業が少なくなり かつ テープミスもなくなるので こちらを採用しています)
説明が難しいんですが 目的は2つあって
➀室内へスイッチボックスからの空気の侵入を防ぐ目的
➁室外(断熱材方向)へ 暖かくて湿った空気を移動させない目的
私が使用理由にしているのは 上記➁の
目的のためです
(この長い爪は 事務の山本の手です(笑) 設置のイメージは こんな感じです)
暖かくて湿った空気は 物理特性上 温度
の低い方へ移動します
この時 使用されている壁内の断熱材の
中を 暖かく湿った空気が移動をすると
壁内結露
という症状を起こします
(キンキンに冷えたビールの結露ならば 許せますね)
壁内結露によって起きる症状は
◎断熱性の低下
◎カビの発生
◎構造躯体の腐食
などが あるので重要な項目です
(こんな話を聞くと 心配になりますね)
もちろん 弊社が通常使用している断熱材
は この特性に優れていて 室内結露の
計算もされているので 問題はありません
(壁内結露計算ソフトは 物性値特性を入れれば 簡単に壁内結露が発生するか否かを計算できる優れものです!)
ところが・・・
世界的な原材料の高騰だけでなく
材料の不足
も発生していて 場合によっては使用する
断熱材を変更する必要があります
実際に 私の会社が使用している現場発泡
の断熱材は 日本中で不足しています
(こんなこと 過去に一度もなかったのに)
そうすると 断熱材の材料を変更しつつ
➀性能は 今までの数値を維持する
(計算を行って 断熱材の厚みで性能を上げて合わせます)
➁結露計算も行い 壁内結露の発生する可能性がある時には その防止対策を行う
今回 冒頭でご紹介した埋込型防気カバー
やヴェパー・バリアは 断熱材変更が必要
になった今 採用した物です
これからの家造りは 物価の上昇に対応
するだけでなく 物資の品薄にも対応しな
いといけなくなります
少し前には TOTOさんのトイレの供給
が滞るとか LIXILさんのサッシの
供給が滞る・・・こんなこともありました
造り手側の私たちも 頭が痛い事態が
続きそうですが お客様のご協力も頂き
ながら 臨機に対応できるようにします
よろしくお願いいたします
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