お家の保障の為の 第3者機関による検査➁
皆さん こんにちは
今日で8月も終わりですね
早いなぁ~
太陽の角度も かなり斜めに寝てきました
太陽の光が 少しずつ部屋の奥に
向かって差し込んできているの
お気付きですか?
これって家の中の 夏の暑さや
冬の寒さに影響があるんですよ
こういった勉強も どこかでお伝えして
いきますね
少し間が開いてしまいましたが
前回 基礎部分のコンクリートを
流し込む前の大切な
鉄筋の検査
についてお話をしました
なぜこの検査が重要なのか・・・
大切なところなので 何度もお話し
しますね
国が全ての新築工事に『保障』を義務化
しました
この保障の範囲は
○構造上重要な部分
○雨漏りを防止するための
重要な部位
この部分に欠陥があった場合は 修復に
多大な費用がかかる恐れがあるので その
範囲は10年間の保険対象とします
ただし 保障する側にもリスクが生じる
ので あくまで検査に合格しなければ
保障は出しませんよ・・というものです
今回 検査員の方にも どういった所に
留意して検査するのかも聞いてみました
まず検査員は 国が認可した第3者の
評価機関から派遣された方が行います
検査専門会社の方だったり 設計事務所の
建築士の方だったりします
どんなところを検査するのかを
お聞きしました
開口一番
『全部です』
とのご回答
まぁ そうですよね(笑)
とは言いながら 詳しく教えて頂きました
〇全鉄筋の検査(本数)
あるべきところに鉄筋があるかを 図面と
照合しながら確認します
〇鉄筋の太さ(径)
ピッチ(間隔)
鉄筋には 太さが何種類か合って
応力(荷重)の違いで太さを使い分けます
また 格子状に組んでいく鉄筋の棒
この間隔も応力(荷重)の違いで
さらに細かく配置したりします
〇鉄筋のかぶり
コンクリートの外面から鉄筋までの
間隔を『かぶり』といいます
この数値が 規定値以上とれていないと
鉄筋に錆が誘発されて コンクリートに
クラックを誘発してしまいます
↑↑↑↑↑
ここはとっても大切なところなので
別の機会で必ずお話しします
〇鉄筋の定着長さ
鉄筋を長手方向にジョイントする時に
お互いに決まった長さを重複させます
〇開口部の補強
主に配水管などによって 鉄筋の連続性
が損なわれる箇所に 補強を加えます
〇アンカーの確認
コンクリートでできている基礎部分と
木造の部分が大きな地震で外れない様に
定着させる部分です
↑↑↑↑↑
ここはとっても大切なところなので
別の機会で必ずお話しします
この日は 検査員と 弊社の監督の他に
鉄筋工の職人さんも来ていました
検査員から指摘のある場所は その場で
修正していました
すべての検査・確認がおわると
検査員の方は
全箇所の写真撮影
をしていきました
配筋検査は 結構時間がかかるので
3~5時間くらいの検査作業になります
まだまだ お伝えしたいことは山ほど
あるのですが 切りがないので
今後少しずつお伝えします
それでは また明日お会いしましょう!