27年前の教訓は 今の家づくりに活かされているのか?
皆さん こんにちは
今日は
大 寒
一年で一番寒い日とされています
実際に 今日の午後から急激に寒さが
増して もの凄く寒く感じます
(早く暖かい事務所に改造したい!)
さて 今週は とても深い意味のある日
がありました
1月17日
です
今から27年前の1月17日の
阪神淡路
大震災
です
以下は ウェザーニューズより
↓↓↓↓↓↓
このブログを読んでくださっている方々
は まだ産まれていないか もしくは
小さすぎて記憶には無い方がほとんど
だと思います
27年前の私は 20代半ばの年齢で
社会人になって 3~4年目でした
当時は住宅の仕事ではなく ゼネコン
で大型土木構造物建設の現場管理の
仕事をしていました
もう記憶が薄れてしまいましたが 仙台
の多賀城という所で 高架道路の現場に
いたような記憶があります
(東京本社から 多くの同僚達が 大阪支店へ救援に向かったのを覚えています)
当時の被害は 6500人弱の
方々が被害に遭われました
後の調査で分かったことですが・・・
80%弱の方が 建物の倒壊により下敷きになって圧死
さらに そのうち90%ほどの方々が即死
当時の調査では 地震の強烈な突き上げ
により
柱の引き抜き
現象が起きて 家がバラバラになって
倒壊して 下敷きになってしまった
分かりやすく言うと 骨組みがバラバラ
に分解してしまう被害が多かったという
ことになります
(家の中で下敷きになって 亡くなってしまった方が圧倒的に多かったのが阪神淡路大震災の特徴です)
阪神淡路大震災の後も 新潟では2度・
東北の未曾有の地震・熊本の2回連続
の地震が起きました
その教訓で 家づくりに活かされた
ことは
◎2階建て木造住宅の壁量計算の確認
◎ホールダウン金物の設置
というものになります
ただ とても残念な事実ですが 上記の
壁量計算は A4用紙1~2枚のとても
簡易的な確認事項でしかありません
(簡易計算どころか ただの確認事項という大変お粗末なものです!)
ホールダウン金物は 基礎・土台・柱を
結束するとても優れたものです
(柱の引き抜きを抑える金物です)
(第三者機関による 構造躯体・構造金物の検査状況です)
(耐力面材とよばれる耐震性を高めるパネルも併用されます)
ところが 残念なことに・・・
ホールダウン金物は かなりの効力を
発揮するはずですが 計算などはほぼ
されていませんので・・・
柱の引き抜き力が作用する位置と その力の大きさ
が分からない所に 最大の欠陥があり
ます
(正確な設置位置や 個数を特定できないで施工してしまっている)
(施工側の無知という名の欠陥です)
これは 国土交通省が 木造2階建て
住宅を甘やかしてきた
人為的な欠陥
だと 私は考えています
でも この欠陥を防ぐのは とても簡単です
(国が厳しい決まりを 義務化を指示すればいいだけです)
(じゃぁ なんでやらないの?)
許容応力度法による構造計算
を行えば 解決できます
構造計算にかかる費用は 木造2階建て
住宅ならば ¥15万程度
耐震等級3を取得する為の木材料アップ
分の費用は ¥20万円程度
つまり ¥35万円程で 現在
考えうる一番安全な耐震性の家が手に
入るのです
(2台用のカーポートより安価なんですよ)
(弊社は 全棟許容応力度法による構造計算を行っていて 全棟耐震等級3を取得しています)
皆さん 家のデザインも大切ですが
¥35万円で 阪神淡路大震災の
教訓を活かせる
ならば ぜひ活かして欲しいと思います
構造計算 耐震等級などの勉強を学んで
みたい方は ぜひ無料勉強会へご参加
ください
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それでは また明日お会いしましょう!