Ｎ様が家づくりを考えはじめたのは、今から５年ほど前。当時のお住まいは築40年以上の建物で、老朽化が進んでいて風が強い日には屋根から雨漏りすることと、隙間風がひどく冬場とても寒かったことがきっかっけで家づくりを考えはじめたそうです。

直江津の町屋にお住まいで、３間（約5.4Ｍ）間口の奥に長い敷地のため、土地の制限があり思い通りのお家が出来るか不安だったこともあり、新しく別の土地を購入してから家づくりをしようか何年も迷われたそうです。家族で話し合いをかさねた結果、慣れ親しんだこの土地でお家を建替えることにされました。

一番始めは大手ハウスメーカの住宅展示場を何社か廻られました。展示場は一般のお家と違い、豪華なしつらえと規模が大きく現実味が感じられなかったとか、そのため地元工務店の完成見学会を見て廻るようになったそうです。

「町屋の建替え工事のため、どのくらいの工事が必要で、どのくらいのお金がかかるのか想像がつかなかったことが一番の不安でした。横尾さんに当時の家と敷地を見てもらい、はじめに、そこの提案からしていただけたことでホッと安心したことを覚えています。
実は、同時に何社かに見積もりをお願いしていたんです。すみません（笑）。他の会社の方と違って横尾さんだけが仏壇に手を合わせてくれたが印象的で、人柄の良さを感じました。他の会社よりも塩害について細かなアドバイスと提案があったことと、納得できる金額を提示していただけたことが決めてで、横尾さんにお願いしました」

ご主人様にこだわりをお伺いしたところ、

「建替える前の家は隙間風がひどく、とにかく寒かったので、暖かい家にしてほしい。私の希望はそれだけだったので、あとは妻と横尾さんにおまかせでした。出来上がって妻と娘が喜んでいて、とても良かったと思っています。」

奥様にこだわりをお伺いしたところ、

「家族全員分の部屋を作ってもらったことです。主人が交代制の勤務をしているので、気をつかわないでも済むように、夫婦の寝室を別々にしてもらいました。防音施工もしてもらったので主人にはゆっくり休んでもらえていますし、こっちも気を使わなくてすみますしね」

新しいお家の住み心地をお伺いしたところ、

「強い風が吹く土地ですが、以前と違って家の中にいても風の音が聞こえなくなったのに驚きました。それと、前の家の真冬はファンヒーター４台を運転していても十分に部屋が暖まらなかったのですが、新しいお家はエアコン１台で暖まって、びっくりしています。本当に冷暖房の効きが違いますね」

「夏も冬も快適にすごせて、ありがたいです。もうすぐ１年が経つので年間の光熱費を以前の家と比較してみようと思っています。かなり安くなっているはずです」と、ご夫婦でうれしそうに話されていました。

Ｎ様、取材にご協力いただきありがとうございました。