お子様の成長を見守り、外へつながる開放的お家!
お子様の成長を見守り、
外へつながる開放的お家!
上越市N様 / 2021年1月完成
取材: あるまじろ書房 カメラマン兼ライター 山田晋也
理想の土地探しは、まめな情報収集から!
お子様の誕生、成長にともなって「そろそろ家を!」と考えられたF様ご夫妻。
住宅展示場などに足を運びましたが、「金額面など、自分たちとはちょっと違うかな」という感覚を持ったと言います。
そんな時、たまたまご主人の実家に遊びに行った時に、横尾建設の見学会のチラシを見て、「価格の表示もあって、具体的に考えやすいので、一度観に行こう」と奥様とご主人の両親で見学会に参加することに。
それをきっかけに勉強会にも参加。「耐震等級が3でないと家は建ててはいけないという話を聞きました。価格にも魅力があり、住宅会社の候補がいくつかあった中で、見学会に参加してからは、横尾建設にしぼって家づくりの相談をするようになりました」とご主人。
勉強会への参加は10回を超え、見学会にも何度も足を運びました。「接する横尾建設の方々がいい人ばかりでした」ということも、ご夫妻が横尾建設に信頼を寄せた理由の一つだったと言います。
水害が多い地域ということもあり、ハザードマップをチェックするなど、土地選びは慎重でした。横尾建設と相談しながら、奥様がネットの情報を細かくチェック。今の土地は最初から惹かれていましたが、建築条件付きで、しかも少し高かったそうです。
ネットを日々チェックされていた奥様は、この土地の建築条件がはずれ、値段が少し下がったことを見逃しませんでした。すぐに手に入れることに。「妻には感謝しています」とご主人。「横尾さんにもいい土地ですねって言われました」という土地を手に入れました。
公共のスポーツ施設が目の前にあり、その施設は手入れも行き届いていてきれいな上に、施設の入口は反対にあり人通りも少なく静か。夜の街灯がきれいで、桜の季節はリビングのソファーに座って施設の土地に咲く桜を眺めることができるというロケーション。
「トレーニングもできます」と運動好きのご主人にはうってつけ。奥様は「自分で整備する必要がない借景は、とてもいいですね」とお二人とも大満足です。
ご夫妻の希望にプロのアイディアを融合!
理想の土地を生かした開放的な家づくりを目指したF様。
「主人はウッドデッキを譲りませんでしたね」と奥様。「間取りよりも子供を外で遊ばせたい。バーベキューができるようにしたいと考えていました。妻のこだわりはキッチンです」とご主人。
お二人は要望をノートに書いて横尾建設に提出。「最初に上がってきた図面に、希望要素がすべて入っていて、びっくりしました」とご主人。
そこからより理想を求めて、10回ほど図面を書き換えるなどの調整を行っていきました。庭をより広く使えるように家の向きを変更したり、ウッドデッキの目隠し柵を付けるか付けないか?を考えたり、リビングを30cm伸ばしたりもしました。
様々な調整を繰り返し、理想の家を形づくっていきました。プロのアイディアを積極的かつ柔軟に取り入れたのも成功の理由の一つでした。
カーテン選びはカーテン屋さんのアドバイスを、ドアの色はコーディネーターの意見を採用。真っ白な壁にネイビーのドアはよく調和されていて、モード感、現代的なファッションセンスが感じられる効果もありました。
「提案してもらわないと気づかないところもあって、アドバイスをもらってよかったですね」とご主人。
収納も横尾建設からの提案を受け入れた一つ。各所に可能な限りつくっています。その多くに可動棚を採用。棚板は必要になった時、横尾建設に頼めばいつでも届くので、しまうモノを考えながら、徐々に増やしていけます。お子様の成長にともなってモノが増え、和室、ファミリークローゼット、勉強部屋など、将来的に使い方が変化していくことも考えた上で計画されていきました。
外につながる開放感のある、家族未来を考えたお家ができあがりました。
広い敷地がすみずみまで見える開放的な家
「最初はシンプルに、白とかアイボリーを考えていたんですけど、何年かたつと汚れが目立つようになってきそうだったので、モザイクタイルにしました」と奥様。柵などがなく、外からよく見える開放的な家だけに、外観にもこだわった。広々とした敷地全体が見渡せ、通りとの隔たりもない。
ウッドデッキはゆずれなかったというご主人。「横尾建設さんから、和室ともつながるというアイディアをもらって、魅力的に感じました」と、リビングと和室の両方から出られるウッドデッキにした。ウッドデッキから階段を降りると芝生のお庭。夏はプールでお子様を遊ばせ、ゆくゆくはバーベキューも楽しみたいとか。家の中とウッドデッキ、お庭のつながりが暮らしに豊かさをプラスしてくれる。
開放的で外へのつながりも意識したLDK
一体感のあるLDKプラス和室は、家族を一つにしてくれる空間。折り上げ天井、リビングと和室の両方から出られるウッドデッキが外にまでつながる広々とした空間を演出している。
玄関からリビングへは直接入れる動線と、パントリーを経由してキッチンに入る2通りの動線を確保。「料理していない時には、キッチンを中心に子供たちがくるくる回っています。料理している時には、妻がリビングや和室で遊んでいる姿をいつも見守っていられます」とうれしそうなご主人。
「男の子と女の子なので、大きくなるにつれて、やることが違ってきますが、同じ空間に同時にいてくれるので安心できますね」と奥様。
キッチンのカウンターの和室側には、マガジンラックを設置。「本にいつでも触れられて飾れるのがいいですね」とご主人。
便利な一直線上の家事動線
浴室、脱衣室、洗面、サンルームを一直線上に配置。「動きやすいですね」と奥様。サンルームに洗濯機を置き、たっぷりと収納を用意したので、洗濯から干す、片付けるまですべてがほぼ一箇所で完結する。タオルは、脱衣室の棚にすぐに片付けられる。サンルームから外に出られるが、ほとんど外干しをすることはないという。
お子様が男の子と女の子なので、将来的にはどちらかがお風呂に入っていても気兼ねなく洗面を使えるようにしておく必要があるので、最初から脱衣室には引き戸を付け、洗面と分けた。
お料理ラクラクキッチン
キッチンは、クロスをタイル調にして他と雰囲気を変えた。「手に届くところにすべて置きたい」という奥様のご希望から、背面のワークトップを平にして棚を造りつけ、調理しながら調味料にすぐ手が届くようにキッチンの立ち上がり部分にニッチをつくった。
和室は現在、お子様の遊び場
お子様の遊び場となっている和室。お子様が自分たちでおもちゃを自由に出し入れできるように収納の扉を外してある。将来は、客間として使えるように玄関から直接入れるドアを設けたが、今はお子様が保育園に行くためのモノを置く場所として使っていて、ドアは使っていない。
落ち着いた統一カラーの寝室
寝室は落ち着いたカラーで統一し、一面を濃い色に。ロールスクリーンでもアクセントをつけた。「カーテン屋さんと相談して、すべて統一する必要はないと聞いて、片方は窓枠に収めるタイプ、もう片方の窓は窓側からはみ出したタイプにしました」とご主人。朝陽がまぶしすぎないように、東側の窓は小さめに。この窓からスポーツ施設にあるプールが見られる。「子供がプールに通うようになったら泳ぐ様子が家から見られるようになるのが楽しみ」とのこと。
家族で共有するファミリークローゼット
寝室と廊下の両側から入れるので、寝室で誰か寝ている時でも気兼ねなく使えるファミリークローゼット。お子様が大きくなったら一緒に使う予定だ。一角に、本好きのご主人のために可動棚を設置。棚は必要になれば横尾建設にいつでも追加注文できるので、入れる本を考えながら棚を増やし、徐々に整えていく予定だ。現状、日常着る洋服のほとんどはサンルームに収納できているので、冬用の大きめのコートなど、日頃あまり使わないものをファミリークローゼットにしまっている。
家族で共有する2階ホールの収納棚
階段を上がってすぐのところに収納付きの棚を設置した。今は絵本などを置く本棚として活躍していて、将来的にはお子様がお勉強に使うものや、タブレット端末、パソコンを置く予定だ。
コンパクトながらそれぞれの個性を尊重した子供部屋
「親が見ているところで勉強するリビング学習のほうがいいと思ったので、子供部屋はそれぞれ4.75畳とコンパクトに。クローゼットに扉を付けないことで広く使えるようにしました」。ご長男の部屋は一面をグリーン系、ご長女の部屋はピンク系のアクセントクロスを採用。お子様が大きくなっても自然に使えるように、どちらも落ち着いた色を選んだ。
オシャレで、機能性も備えた玄関
ネイビーのドアが迎えてくれるオシャレな玄関。「多くの家で採用されていることを見学会で知り、ウォークインのシューズクローゼットを採用しました。冬場のコート掛け、子供の外用おもちゃをしまったりするのが便利ですね」とのこと。
写真の左側は大きな鏡。鏡にはシューズクローゼットの入口のロールスクリーンが映っている。
「玄関手洗いは必須ですね」というお二人。「上の子が現在トイレトレーニング中なので、トイレから出て目の前に手洗いできるのがいいですね。外出から帰宅した時にもすぐに手洗いする習慣がつきます」とのこと。かわいらしい手洗いボウルは持ち込んだものを付けてもらった。左のドアは、和室への入口。
玄関からは、直接リビングへ、パントリーからキッチンへの動線、2階へもすぐに行ける位置に階段を設けた。階段はLDK内だがリビング内は通りぬけない位置。お子様が大きくなって、帰宅時に気配はしっかり感じられるが適度な距離感も保てる。リビングへの通路には運動好きのご主人のための懸垂バーを設置した。
その他のポイント
スペースを最大限活用した収納
階段下のスペースも活用して、奥行きあるつくりになっているパントリー。収納容量はたっぷり。パントリーとは別に階段下のスペースを利用した収納も設置している。
収納は「最初にどこに何を入れるか書き出しました」と奥様。適材適所を考えて収納計画を立てたと言う。たっぷり収納がある上に「物がぎっしりつまっているのが僕も妻も嫌いなので、引っ越しの時に捨てた物もあります」とのことで、空きスペースがまだまだある。
1階2階で個性の違うトイレ活用した収納
「最初から1階、2階にそれぞれ設置したいと思っていました」というトイレ。1階トイレは明るいレンガ調で、2階トイレは寝室に合わせて落ち着いた木目調に。