お家の保障の為の 第3者機関による検査➁
皆さん こんにちは
今日で8月も終わりですね
早いなぁ~
太陽の角度も かなり斜めに寝てきました
太陽の光が 少しずつ部屋の奥に
向かって差し込んできているの
お気付きですか?
これって家の中の 夏の暑さや
冬の寒さに影響があるんですよ
こういった勉強も どこかでお伝えして
いきますね
![](https://yoko-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/08/20210821_19_bob-yokoo_f3_b3_j_o1920128214989950578.jpg)
少し間が開いてしまいましたが
前回 基礎部分のコンクリートを
流し込む前の大切な
鉄筋の検査
についてお話をしました
なぜこの検査が重要なのか・・・
大切なところなので 何度もお話し
しますね
国が全ての新築工事に『保障』を義務化
しました
この保障の範囲は
○構造上重要な部分
○雨漏りを防止するための
重要な部位
この部分に欠陥があった場合は 修復に
多大な費用がかかる恐れがあるので その
範囲は10年間の保険対象とします
ただし 保障する側にもリスクが生じる
ので あくまで検査に合格しなければ
保障は出しませんよ・・というものです
![](https://yoko-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/08/20210809_20_bob-yokoo_fd_69_p_o0722069214984591609.png)
今回 検査員の方にも どういった所に
留意して検査するのかも聞いてみました
まず検査員は 国が認可した第3者の
評価機関から派遣された方が行います
検査専門会社の方だったり 設計事務所の
建築士の方だったりします
![](https://yoko-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/08/20210831_22_bob-yokoo_91_3e_j_o1280096014994637715.jpg)
どんなところを検査するのかを
お聞きしました
開口一番
『全部です』
とのご回答
まぁ そうですよね(笑)
とは言いながら 詳しく教えて頂きました
〇全鉄筋の検査(本数)
あるべきところに鉄筋があるかを 図面と
照合しながら確認します
〇鉄筋の太さ(径)
ピッチ(間隔)
鉄筋には 太さが何種類か合って
応力(荷重)の違いで太さを使い分けます
また 格子状に組んでいく鉄筋の棒
この間隔も応力(荷重)の違いで
さらに細かく配置したりします
〇鉄筋のかぶり
コンクリートの外面から鉄筋までの
間隔を『かぶり』といいます
この数値が 規定値以上とれていないと
鉄筋に錆が誘発されて コンクリートに
クラックを誘発してしまいます
↑↑↑↑↑
ここはとっても大切なところなので
別の機会で必ずお話しします
![](https://yoko-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/08/20210831_22_bob-yokoo_cf_4e_j_o1280096014994637873.jpg)
〇鉄筋の定着長さ
鉄筋を長手方向にジョイントする時に
お互いに決まった長さを重複させます
![](https://yoko-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/08/20210831_22_bob-yokoo_32_cf_j_o1280096014994637826.jpg)
〇開口部の補強
主に配水管などによって 鉄筋の連続性
が損なわれる箇所に 補強を加えます
![](https://yoko-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/08/20210831_22_bob-yokoo_d4_a7_j_o0960128014994638192.jpg)
〇アンカーの確認
コンクリートでできている基礎部分と
木造の部分が大きな地震で外れない様に
定着させる部分です
↑↑↑↑↑
ここはとっても大切なところなので
別の機会で必ずお話しします
![](https://yoko-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/08/20210831_22_bob-yokoo_45_a6_j_o0960128014994638296.jpg)
この日は 検査員と 弊社の監督の他に
鉄筋工の職人さんも来ていました
検査員から指摘のある場所は その場で
修正していました
![](https://yoko-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/08/20210831_22_bob-yokoo_f2_03_j_o1280096014994637982.jpg)
すべての検査・確認がおわると
検査員の方は
全箇所の写真撮影
をしていきました
配筋検査は 結構時間がかかるので
3~5時間くらいの検査作業になります
まだまだ お伝えしたいことは山ほど
あるのですが 切りがないので
今後少しずつお伝えします
それでは また明日お会いしましょう!