コンクリートを捨てちゃうの?➁

皆さん こんにちは

今日はおかしな天気でしたね

スコールの様な大雨が降ったかと思えば

太陽が差し込んで まぶしい

秋の入り口の証拠ですね

では今日も 家づくりを考え始めた方に

家を造って『ほしい暮らし』が手に入る

ヒントをお伝えしていきます

今日は昨日の続きで 家づくりにおいて

捨ててしまう

コンクリート

についてお話をしました

下記をクリック

実は捨てているわけ

ではなく大切に使わ

れている

というお話しでした

では なぜ

捨てコン

=捨るコンクリート

という言われ方をするのでしょうか?

この答えは 捨てコンが

構造体ではない

=力を支えない

ことが理由です

大地震が来たとき 大雪が降ったとき

その力は 基礎のコンクリートに伝わっ

たり 逆に地面から反力を受けます

つまり 基礎は

力に耐える構造体

=重要なパーツ

になります

ところが・・・・

捨てコンはこういった

を受け持つような仕事は

していません

では 一体どんな役割をしている

のでしょうか?

まず・・・

○現場が泥・土によって汚れないように

するために 捨てコンを敷き均す

基礎工事は 地面を掘る所から作業が

はじまります

なので基礎の作業中に 泥・土が

鉄筋の編み目に入ったりすると

一大事です

泥を取り除くことも容易でないですし

万が一 残ってしまうと品質にも

影響が出ます

こんな鉄筋の編み目に 土が入ったら

掃除ができませんよね(笑)

現場を綺麗に保って 掃除などもし易く

する役割があります

もうひとつの役割は・・・・

○鉄筋の位置を正確にしるす

さらに 鉄筋を組む作業を容易にする

捨てコンの打設(コンクリートを敷き

ならす)が終わると 次は鉄筋を

組んでいきます

鉄筋は 正確な位置に並べていかない

と 後々 大きな問題が起こります

↑これは次回のお話しで

ですので 綺麗に敷きならされた

捨てコンの上に 印を付けていきます

墨出し(すみだし)

と呼ばれる作業です

★写真には 捨てコンの所々にうっすら

と黒い線が見えると思いますが これが

鉄筋の位置を出すための基準の線です

捨てコンが綺麗に施工されていると

鉄筋の職人さんの作業は とっても

楽になって 効率が上がります

鉄筋の上は 足場が悪くて危険なので

安全性も高まりますね

いかがですか?

構造体ではないのですが えんの下の

力持ち的な役割の捨てコン

他には 捨てコンの

役割はないので

しょうか?

実は あるんです

意外と知られてい

ない  大切な役割

があります!

現役の現場監督さんでも 知らない方が

多いと思います

今日は ちょっと長くなってしまって 

私の集中力が切れ始めたので(笑) 

続きは明日のブログでお伝えしますね

それでは また明日お会いしましょう!