偽装免震ゴムニュースから 住宅の耐震性を考える【1】

皆さん おはようございます

梅雨明けした途端に 連日の晴天に

なりましたね 

気温も34℃前後まで上昇して 急に

『夏だね!』になりましたね

仕事中にチューブの曲をかけたくなります 

さて 一昨日のYahoo! ニュースで 

6年前の免震ゴム

装置の偽装事件

について 報道されていました

下がYahoo!ニュースです

Yahoo! ニュースによると・・

2015年に発覚した 東洋ゴム工業

免震ゴムを巡るデータ改ざん問題

です

国の性能基準を満たさない免震ゴム

使用していた福岡市中央区の賃貸

タワーマンションが 解体されること

なったそうです

当時 偽装免震ゴム装置を使用して

いた建物は154棟あって そのうち

今年の4月までに148棟の交換作業

が終わったそうです

福岡の賃貸マンションは 装置の交換

ではなく建物の解体となったようです

もう6年も前の話かぁ

当時は 大問題になりました

主に 公共の施設と 大型の民間施設が

被害にあいました

さらに ほんの少し歴史をさかのぼれば・・

2018年発覚

KYB(カヤバ)による制震ダンパーの

検査データの改ざんが発覚し 986棟の

大型建築物が問題の対象となりました 

2015年発覚

横浜市都筑区の分譲マンションの傾斜

問題これは 地中杭工事の偽装が原因

でした

2005~2006年社会問題化 

いわゆる姉歯事件 東京都内の分譲

マンションが 構造計算偽装により 

本来の強度の30%以下しか強度を

有していなかった事件でした

実は 調べればいくらでも出てくる

耐震偽装関連の話です

こういった話題が出ると 一級建築士

一級土木施工監理技師の資格を持つ

者として 考えさせられます

なので 

今日から数回に

わけて耐震偽装

お家の耐震性』 

について 

お話ししていきたいと思います

これから家づくりを考えている皆さんに

◎できるだけ 難しい言葉や 

 計算式を使わないように

◎根拠となる 公的な【証拠】・【基準】

 を示しながら

お伝えしていきます

今日は なぜ

耐震偽装

データ改ざん

起きてしまったか

を 考えたいと思います

耐震偽装・データ改ざんが起きる原因は

以下の4つにまとめられます

➀最初から悪意が

あって企んでいた

➁会社の組織上の

問題が原因

➂建設業界の請負

構造が原因

➃担当者・責任者の

精神が 病んでいた

少し長くなってしまいましたので 4つの

原因については 明日のブログでお伝え

したいと思います

それでは また明日お会いしましょう!